水虫対策ラボ

水虫とは?

mizumushitoha

日本人の4人に1人が感染してる!?
多くの方が悩んでいる『水虫』。なぜこんなにも、水虫の感染者が多いのでしょうか。
今回は、水虫のメカニズムについて調べてきました。

水虫とは!

足にできる水虫とは、別名【足白癬】と呼ばれます。
【足白癬】とはその名の通り、『白癬菌』と呼ばれる菌が足指の間や足の裏、かかとなどの皮膚の角質やその下の皮下組織を侵食することによって炎症などが起きる感染症です。ケアの方法を間違えると手にも感染してしまうとか…。
水虫の感染箇所は、9割が足だと言われています。
足に繁殖しやすい理由は、一日中靴やブーツ、ヒールを履いたまま過ごす人が増えたためです。
特に、ヒールは足指の間が密着してしまうため、蒸れてしまい水虫に感染する可能性が高くなっています。
最近女性の水虫が増加したのはこれが原因ですね。

水虫にも種類がたくさんあり、

  • ■小水疱型水虫
  • ■角質増殖型水虫
  • ■ゼニタムシ水虫
  • ■爪水虫

などがあります。

これらの水虫は、『爪水虫』以外は
どの部位にも発症しうる可能性があります。
ケアする場合には、他の箇所に感染しないよう注意しましょう。

水虫のメカニズム

水虫とは、原因である【白癬菌】が角質層に寄生することで発症します。
寄生した白癬菌が角質層内のタンパク質を分解し、「酵素」や「代謝物」を作り出します。
それが表皮の深部まで浸透してしまうと、神経が刺激され、水虫の嫌な「かゆみ」が発生します。
また、血管が刺激され、皮膚細胞の被膜内に浸透すると「水泡」ができてしまいます。これが【小水疱型水虫】になります。
これにより炎症を繰り返してしまうことで、角質が厚くなり【角質増殖型水虫】になります。

【爪水虫】は、皮膚内に侵入した白癬菌が爪の中にも侵入することで発症してしまいます。
変色したり、変形したりする爪水虫、手の爪にも同様に感染します。

まとめ
日本人の4人に1人が感染している水虫、
その原因の正体は【白癬菌】というカビの一種です。
この【白癬菌】が皮膚内に侵入することで、水虫の症状が発生してしまいます。
発生する部位や症状も様々ですが、原因の【白癬菌】の感染の仕方はすべて同じです。
特に、湿気が多く蒸れている環境では、白癬菌の活動や増殖がより活発になるため、感染率が上がります。
ですので、普段から白癬菌の住みやすい環境を作らないことを心がけましょう。