水虫対策ラボ

水虫の箇所を手洗いしてるけどいいの?

水虫ができている足がかゆくて掻いてしまって、手や手の爪に水虫ができることもあります。足の水虫菌(白癬菌)が手に移ってしまったケースです。移らないためには、手洗いを徹底させること。

水虫の箇所を石鹸を使って手で洗っている時は、白癬菌は水やお湯に流れるので移りません。ですが、足を洗い終わったら、念のため手だけもう一度洗うと予防を徹底できます。
水虫にならないための手洗いの方法を実践して、水虫の予防をしましょう。

水虫にならないための手洗いの方法

インフルエンザの予防にもなる手洗い。ポイントを押さえてマスターすることで、水虫以外の細菌の予防にもなります。

ポイント1.指輪や時計を必ずはずす(すみずみまで洗うため)
ポイント2.石鹸(液体石鹸の方が泡立ちやすい)を十分に泡立てる
      (泡立てることで、手のシワのところにも石鹸がゆきわたる)
ポイント3.洗い残ししやすい箇所や水虫になりやすい箇所はよく洗う
      (指先、指の間、親指、手首、爪と爪のつま先、きき手は気をつけて洗う)
ポイント4.洗い残しがないよう流水で手洗いした後は、清潔なタオルやペーパータオルで十分に拭き取り、乾燥させる(白癬菌は乾燥を嫌う)
ポイント5.始めから終わりまで、30秒を目安に手洗いをする
      (最初は、30秒という時間を実感するためにタイマーなどを使う)

水虫になりやすい箇所の洗い方

手の水虫になりやすい箇所は、足水虫と同じで指の間、親指、指先、爪です。
・指の間→両手を組んでこすり合わせる
(指の間は一番、水虫になりやすい。皮膚も繊細な部分なので、優しく丁寧に洗う)
・親指→反対の手で包み、ねじるように洗う
・指先や爪→反対の手の平の上で指先や爪を立てて、こするように洗う

ちなみにインフルエンザの予防には、手首や手の甲にも気をつけて洗います。手首は、反対の手でねじるように、手の甲は反対の手の平でこすります。

まとめ

最近は、ネイルをしているから、あまり手を洗わないという女性も。外から帰ったら手を洗いましょう、という標語は子供にも大人にも必要なようですね。

足水虫になっている方は、手水虫の予防のために、外から帰ったら、まず最初に足を洗って乾燥させてから手洗いをする方がいいです。